こんにちは。
2024年10月に初めてのバリ島へ行ってきました!
このブログでは、ANAマイルの特典航空券で予約したガルーダインドネシア航空ビジネスクラスに乗った時の体験をお届けしたいと思います。
成田空港のKALラウンジもレポートしていますので、合わせてご覧くださいね。
YouTubeにも行きのガルーダインドネシア航空ビジネスクラス・成田空港KALラウンジの様子を投稿しました。ぜひご覧ください!
ガルーダインドネシア航空ビジネスクラスバリ島往復の料金は?
今回登場したガルーダインドネシア航空のビジネスクラス。任意の日付で検索すると、往復の料金はこのくらいでした。
なんと1人47万円!
ですが、私は今回、ANAマイルを使って特典航空券で発券しました。ガルーダインドネシア航空は本来、スカイチーム所属なのでスターアライアンスのANAとは所属グループが違うのですが、提携航空会社のためANAマイルを使っての予約が可能となります。
使用したマイル数は1人60,000マイル、燃油代その他で43,300円(2023年10月に予約)かかりました。
燃油代が高いですが、ビジネスクラスの料金を考えるとこの金額で往復できてしまうのは本当にありがたいですね。
成田空港 ガルーダインドネシア航空カウンターチェックイン時間
今回利用したのは、
GA881 成田11:00→デンパサール(バリ島)17:25
の直行便です。ANAを利用するときは、夜出発のフライトでもお昼頃にチェックインしてラウンジでのんびりできますが、ガルーダインドネシア航空のチェックインは出発の3時間前から。なので、早く到着してもラウンジには行けません。
今回、7:30am頃に成田に到着しましたが、カウンターはまだスタッフが誰もいず・・・8時前にようやくスタッフが集まり、チェックイン手続きが開始されました。
ちなみにこれ、帰国時も同じで、夜中の0:10出発の便だったのですが、20:30頃にデンパサール空港に到着したものの、カウンターでは1つ前に出発するオーストラリア行きの便の手続きの最中。並ぼうとしたら「成田行きは21:20からじゃないと受付できないので、まだ並ばないで」と言われてしまいました。
なので、渋滞などを見越して早めに空港に着いてしまっても、その分ラウンジでのんびり・・・ということはできないので要注意です。
さて、8時ちょうどに無事にチェックインを済ませ、入国手続きです。ガルーダインドネシア航空のビジネスクラスの乗客は、こちらのスカイチームの「スカイプライオリティ」のレーンから保安検査場へ入れます。
空いていて、あっという間の保安検査終了。そして出国手続きを経て、ラウンジへ向かいます。
成田空港 大韓航空KALラウンジの口コミは?
さて、ガルーダインドネシア航空は成田空港に自前のラウンジを保有していません。なので、同じスカイチームの大韓航空が運営する「KALラウンジ」を案内されました。
デルタ航空が成田空港にあった頃でしたら、おそらくデルタラウンジも利用できたはずですが、いつの間にかデルタ航空は羽田に全て移転してしまって、今は成田からは撤退してしまっているようですね。最近まで知りませんでした。
ちなみに、ANAマイルで予約した便のため、ANAラウンジが使えるのかなと思っていたのですが、ANAラウンジの案内はなかったです。
KALラウンジ8時過ぎの様子です。空いていて快適でしたが、席数はそんなにありません。混むときは席が足りなくなるのでは?と思いますがどうなのでしょう。
フード類も種類は少なめで、ホットミール系はなし。おにぎりやサンドイッチ、お稲荷さん、カップ麺やクッキー、フルーツ、乾き物などがありました。アルコールもビールやその他が少々といった感じ。
朝ごはんをいただきます。普段、朝は食べないのですが11時出発の機内で、ランチが出るのはきっと13時頃になるだろうから、きっとそれまでにはお腹が空いてしまうと思い、軽く胃に入れておきました。
明太子おにぎりが美味しかったです。
もう少し詳しいKALラウンジの様子は、YouTubeでもレビューしていますので、ぜひご覧になってみてくださいね。
ガルーダインドネシア航空 A330-300ビジネスクラス座席と機内食レビュー
さて、あっという間にボーディングの時間です。26番ゲートからの出発、ゲート周りにもあまり人がいなかったので、そんなに満席ではなさそうでしたが、ビジネスクラスはほぼ満席のように見えました。
私たちは、ビジネスクラスの後方、2列だけが別のコンパートメントになっているエリアを指定しました。何となくその方が、静かかな・・・と思いまして、あえてビジネスクラスの一番後ろを指定しておきました。
機材はかなり年季が入った感があり、シートも一昔前のもの。同じガルーダインドネシア航空でも、B777の機材でしたら、シートも割と新しいタイプだったようですが、エアバス機材の方はかなり古め。
ですが、私としては、古き良き時代のビジネスクラスとういう雰囲気のこれ、嫌いじゃありません。7時間程度のバリ島までの旅でしたら、ちゃんと寝転がれるレベルのシートがあれば問題なしです。
逆に、古い機材の方が、前のシートとの感覚が広いように感じます。6月に乗ったフライングホヌのビジネスクラス席は、前の座席が意外に近くてかなり圧迫感があったのですが、こちらのガルーダのビジネスクラスは、すごく広々としています。
ほぼ水平にまっすぐ倒れる座席シート、快適でした。ただ、モニターはやはり古さが否めず、プログラムも日本語表記がなし。日本語の映画は少なめでしたので、機内で眠れない方は、暇つぶしにご自身のスマホやタブレットに動画をダウンロードしてお持ちになる方が良いかもしれません。
さて、離陸前のウェルカムドリンク(オレンジジュースをいただきました)に続き、離陸後のドリンクとおつまみです。このおつまみが不思議と美味しくて、食事が来るまでちょっと時間がかかっていたので寝てしまった夫の分まで食べてしまいました。
バリ島行きの機内食は2度提供されます。
昼間の便なので、まずはランチ。洋食か和食の選択です。
洋食はメインが「チキン」か「ビーフ」で、友人からチキンがおすすめと聞いていたのでチキンをオーダーする気満々でいたら・・・座席が後方だったためかオーダー取りに来たのが一番遅かったみたいで「チキンが売り切れ」と言われてしまいました。なので、夫はビーフを、私は和食を選びました。
ちなみに、2回目の機内食は、到着の2時間ほど前に出る軽食です。この中から選べます。
それでは、1回目の機内食、ランチのご紹介です。
まずは私の和食。前菜からスタート。胃がもたれがちなので、結果的に和食で良かったかも。
夫の洋食は、前菜がチキン。(メインもチキンを選んでいたら、チキンチキンですね)。この前菜チキン、エスニックなソースが美味しい!
そして、洋食メインのビーフシチュー。柔らかくて期待以上でした。
そして、甘いもの好きな夫が珍しくデザートがわりにチーズを頼んだの・・・?と思ったら、頼んだ覚えがないのだけど、勝手にチーズになっていたらしい。おそらく、英語が通じなかったのだと思います(笑)
※CAさんは日本語OKな方はいらっしゃらず、英語かインドネシア語でした。機内アナウンスは日本語もありました。
私の和食のメインはチキン。みぞれ煮っぽい感じで、さっぱりして美味しい。左上のデザートも美味しかったです。(白ごはんだけ、ん・・・という感じでした笑)
昼間のフライトですが、食後は機内が暗くなったので、軽く寝ることにしました。前日の夜が寝不足で、朝早く家を出たので、意外と眠れました。
そして7時間のフライトなんて、あっという間に2度目の機内食タイムです。
私は、これも友人からお勧めされていたチキンサンドイッチ。これは文句なく美味しかった!ジューシーで添えてあるソースともマッチ。
夫のサテもさすが本場。すごく美味しい!
そして夫、なんとサテだけじゃ足りず、CAさんにお願いしたら、うどんが余っているとのことでうどんを作っていただきました。海老天も入ってます。
なんといっても、一番のエンタメはCAさん。みなさん可愛くて綺麗で、スタイル良くて、笑顔も素敵!接客もとても丁寧で、文句なしです。
2度目の食事が終わると、遠くにバリ島の山が見えてきました。こんな高い山があるなんて知らなかったので、びっくりな光景でした。
そしてほぼ定刻にバリ島デンパサール空港に到着です。綺麗な夕日が出迎えてくれました。
今回のホテルは最終的にマリオットの公式サイトで予約しましたが、その前にTrip.comでも色々検索して一時ホテルを押さえた時もありました。キャンセル無料のプランであれば問題なくキャンセルできて、意外と便利でした!
バリ島(インドネシア)入国で必要だったもの
最後に、2024年10月9日時点で、バリ島(インドネシア)入国時に必要だったものを簡単にご紹介します。
1. 到着ビザ(VOA)
日本人は、観光・商談・商品購入・会議・トランジットの各目的で30日以内の滞在が可能な アライバルビザ(VOA: Visa on Arrival)の取得が到着空港で必要です。
ちなみに、8月頃にこのVOAが10月に不要になるというニュースが飛び込んできて密かに期待していたのですが・・・私たちが入国した10/9にはまだVOAが必要でした(涙)
デンパサール空港に到着し、入国審査に並ぶ前に、VOAの支払いができるカウンターがあります。(長蛇の列で、1時間くらい並びました!)そちらでビザを申請・支払いし、入国審査に進む流れになります。
金額は日本円で支払いました。2名分で11,000円。そしてお釣りをルピアで数百円分もらいました。大体1人5000円程度です。(500,000ルピア)
尚、VOAは事前にオンラインで申請もできますが、私はいろいろな口コミを読んで、
・オンラインだと詐欺サイトが多い
・Webサイトの動作が不安定で、なかなか申請が完了しない
・オンライン事前申請をして支払いも完了したはずなのに、入国時にもう一度支払いをさせられた
などのトラブルがあることを知り、多少並んでもいいから騙されない方を選びました(笑)
結果的に1時間くらい並んだので、じっくりWebで事前申請できる方は、しておいた方が到着後の時間短縮になるかもしれません。
2. 電子税関申告書( ECD)
インドネシア入国時に必要な提出物その2は、税関申告書です。
これは、全て電子化されているので、海外からの渡航者は事前にオンライン電子税関申告書(e-CD)で申告を行わなければなりません。
申告はスマホやタブレット、パソコンで、入国日の2日前以降に専用のウェブサイトから行えます。(家族の場合は、1人申請して、その中に同行家族の情報を書けばOKでした。)
事前登録が完了すると QRコード が出てくるので、これをスクショするか印刷して起きます。税関を出る時に、このQRコードを税関職員に提示すればOKです。
尚、税関の前に人溜まりがあるなぁと思っていたら、このe-CDのが未登録だった人たちが、慌ててスマホで申請をしているところでした。また、壁際にPCが置いてあり、事前にこの税関申告を行なっていなかった人でスマホがない人は、そのPCから申告を行なっていました。
いずれにしても、その場で申告するのは慌ててしまうので、忘れずに出発前日とかにやってしまうことをお勧めします。
3. SATUSEHAT HEALTH PASS
SATUSEHAT Health Passは、2024年8月27日以降から新しく始まった入国時に必要な申告になります。税関申告と違い、1人1つずつ申請してQRコードが必要です。
エムポックスのインドネシア国内流入を防ぐための入国規制の一環で、インドネシアへ入国する全ての渡航者が対象で、 SATUSEHAT Health Pass の電子申告フォームで、自身の健康状態や渡航歴などを入力しなければなりません。
こちらも、申告が完了するとQRコードが出てきますので、それを空港職員に提示すればOKです。
申告には、飛行機の座席番号の入力が必要なため、座席が決まっていない人は日本国内の空港でチェックイン手続きが完了し、座席が確定した時点で行いましょう。私たちは事前座席指定をしてあったので、出発前日に行いました。
また、QRコードを見せる場所ですが、私たちの時はVOAの支払いをするカウンターの直前にチェック場所があり、そこで係の人に見せました。このヘルスパスは比較的新しく始まった制度ということもあって、知らない人も多いのか、チェックポイントの前には慌ててWEB申請している人たちでごった返していました(笑)
4. 観光税(Bali Tourist Levy)支払い
2024年2月14日以降、バリ州の文化 及び 自然保護を目的として、バリ島を訪問する外国人観光客に対し 外国人観光客徴収金(観光税:Tourism Levy)(一人当たり 15万ルピア )が徴収されます。
ただ、これはVOAのように、お金を払わないと入国できない、というものではないのと、支払う場所に気づかず素通りしてしまったり、そもそもこの観光税の存在を知らない人もいたりして、払わない人も一定数いるようです。
払わなかった場合の罰則も曖昧なため、払わなくていいか〜となりそうですが、万が一何かのトラブルに巻き込まれても困るので、私たちはデンパサール空港のLOVE Baliというブースで支払いを行いました。(事前にWEB申告&支払いもできます。)
支払うとQRコードのレシートを渡されますので、出国するまでちゃんと持っていてね、と言われ大切にお財布に入れておきました。
このブース、本当にわかりにくいので、払う気満々で通っていた私もうっかり素通りしそうでした。どうぞお気をつけください!
↓こんな感じのブースです。
税関を抜けて、SIMカードや両替所などが立ち並ぶエリアを通り抜け、その先にお迎えの人たちがたくさんいるエリアの手前にありました。
ガルーダインドネシア航空直行便 ビジネスクラスでバリ島へ!まとめ
2024年10月に搭乗したガルーダインドネシア航空ビジネスクラス デンパサール(バリ島)行き直行便の搭乗レビューをお届けしました。
とにかく CAさんが素敵で、機内食も期待を上回っており、機材の古さは否めませんがとても快適な空の旅でした。
成田空港で利用したKALラウンジは、食事系はあまり充実していませんでした。機内食前にちょこっとつまむ程度でしたら問題ないと思います。
デンパサール空港での入国は、予想通り(それ以上に?)混んでいて時間がかかりましたので、お迎えなどを手配している方は少し余裕を持った方が良いかもしれません。
・VOA(到着ビザ)
・電子税関申告書
・SATUSEHATヘルスパス
・観光税の支払い
これらの準備もお忘れなく!これからバリ島へ行かれる方のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!