2021年12月に5泊6日で宮古島へ行ったときに食べ歩いた宮古島グルメをご紹介します。
ちなみにこの旅では、ランチは「宮古そば」の食べ歩きをしました。宮古そばのおすすめスポットは、別途こちらの記事にしていますので、よろければご覧くださいね。
ランチが宮古そば食べ歩きで沖縄っぽいテイストだった反動で、夜は沖縄っぽいものをほとんど頂きませんでした。
代わりに、宮古島っぽくはないけれど、行って後悔しないお店ばかりに出会えたので、ここでご紹介したいと思います。
この記事でご紹介するお店は、次の4つです。
- 地元で大人気!「Doug’s Burger」のハンバーガー
- ここはハワイ?プリップリ!「ハリーズ」のガーリックシュリンプ
- 本格メキシコの味!「Viva 45°」のブリトー
- 味も雰囲気も抜群!宮古島で極上フレンチ「グランブルーギャマン」
宮古島で、沖縄・宮古島っぽいお食事に飽きた頃に、ぜひ訪れて見てくださいね。
宮古島で地元のお客さんにも人気のジューシーハンバーガ「Doug’ Burger」
宮古島のおすすめグルメスポット4選、最初にご紹介するのは、宮古島で地元の人たちにも大人気というハンバーガーの「 Doug’s Burger」です。
2011年12月2日に宮古島にオープンしたアメリカン・スタイルのハンバーガー店で、その店名の由来は創業者・オーナーのお名前「Douglas」(ダグラス)から来ているのだそう。
そのダグさん、東京生まれの日本人、なのに国籍はアメリカ国籍で、本業はアメリカの企業弁護士という、異色キャラ(笑)
大の釣り好きで、キハダマグロを求めて宮古島に辿り着いたのがきっかけで、宮古島にお店をオープンしたんですって。
ロマンがありますね。
メニューはハンバーガーがメインですが、とりわけダグさんの趣味であるキハダマグロを使った「ダグズ・ツナステーキバーガー」には力を入れているそうです。
他に、宮古島周辺の特産のものを、ということで多良間島産の多良間牛を使ったハンバーガーも自慢。
訪問時はコロナ対応か、19時がラストオーダーでした。19時ギリギリに伺って、なんとかイートインOKでした。
このコースターの牛ちゃんが可愛いですね♪
ドリンクはポテトORオニオンリングORツナサラダとのセット価格(バリューセット)で870円と少々お高めな印象でした。
私はポテト(ハーブポテト)をサイドでオーダーしましたが、正直、ポテトは普通です。
ハンバーガーは、多良間牛はお値段張るので、普通の牛ちゃんのチーズバーガーをオーダー。これがおいしい!とってもジューシーで肉肉しくておいしい!
バンズもフワフワで、肉汁が染みて最後まで美味しく頂けます。
オットがチョイスしたサイドメニューはツナサラダ。一口もらいましたが、これが缶詰のツナとは全く別物。フレッシュでおいしいです。ポテトと同じ値段なので、サイドをオーダーするなら、ツナサラダの方が珍しいしおいしいので、こちらをおすすめします。
ハンバーガー屋さんは、今回宿泊した伊良部島にも気になるお店があったので、とても迷いましたが、HPに書いてあったDoug’s Burgerさんの「島と共に生きる。そして宮古島から世界へ。」というコンセンプトにはとても共感し、こちらのお店に伺いました。
曜日や時間帯によっては、とても待つ大人気店のようですので、時間に余裕を持って行かれてみてくださいね。
Doug’s Burger
沖縄県宮古島市平良下里1153−3−101
0980-79-0930
毎月第三水曜日定休
ここはハワイ?と錯覚しそうなプリプリガーリックシュリンプが美味しい「Harry’s シュリンプトラック」
次にご紹介する宮古島グルメは、「ここはハワイ?」と思ってしまうほど、ハワイ感満載のフードトラックです。
その名も「Harry’sシュリンプトラック」さん、場所は西平安名崎の駐車場前にドーンと大きなスクールバスが構えているので、とってもわかりやすいです。
こちらのバス、確かシアトルから持ってきた、とお店の方がおっしゃっていた気がします。フードトラックのようで、移動はせずにずっとこちらで営業しているようですので、実際にはフードトラックとは呼べないのかもしれませんね。
中はキッチンのみで、食べるスペースは中にはありません。
メニューはこちら。プレーン、スパイシーホット、バターガーリック。
バターガーリックが人気No.1と書いてありますので、そちらを1つオーダーしました。(実は、直前に近くの「にいまそば」さんでランチをいただいているので、1皿しかお腹の余裕がなかったのです。。。汗)
オーダーすると渡される、この番号札が大きい!笑 かわいいし、なくさないし、番号も間違えることなく、わかりやすいですねw
フードトラックの後ろに、屋根付きの食べるスペースがありますので、そちらで呼ばれるまで待機します。そちらに飲み物の自販機もあったのですが、私は、Harry’sさんのメニューにあった、このグアヴァネクターを見つけてしまい・・・
このグァヴァ、甘いけど大好物なので、ついこちらをオーダーしてしまいました。
そして、メインのエビですが、プリップリです!殻も食べられるようですが、私たちはすぐにお腹を壊すので、あまり堅いものは食べれず・・・殻をむいて頂きました。とてもむきやすく切り込みが入っているので、食べやすいです。
永遠と食べていられそうな、ガーリックバターソース。濃厚で、レモンを絞るとさっぱり感もあり、絶妙です。
思いがけず宮古島に現れたハワイな空間。とてもおいしいので、少し遠いけど行く価値あり!です。
池間島や、池間大橋の絶景観光の帰りにぜひ立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
すぐ近くには雪塩ソフトクリームの雪塩工場もありますので、デザートにどうぞ。
HARRY’S Shrimp Truck
沖縄県宮古島市平良狩俣358−1 西平安名岬展望台前
0980-72-5610
本格的なメキシカンが食べたくなったら!viva45°のブリトー
宮古島のおすすめグルメスポット、3つ目にご紹介するのは、本格的な美味しいブリトーが食べられる「viva45°(ビバ・フォーティーファイブ)」さん。
平良の街中のロケーションなので、駐車場はなく、私たちは徒歩3分くらいのところにあるコインパーキングにレンタカーを止めて行きました。(駐車場のお隣にA&Wもありました!)
viva45°は、姉妹店としてフードトラックの「アモーレアミーゴみやこ」もあり、本当はそちらが気になっていたのですが、滞在中はこのキッチンカーがイベントなどでお休みのタイミングが多く行けず・・・。
でもどうしてもタコスとかブリトー系のメキシカンが食べたい気分で、こちらのviva45°さんへ。
こちらのお店、ちょっと店内が変わっていて、入ってすぐは「island brewing」というビールのお店になっています。
そしてその奥まで進むと、viva45°が入っている、そんな作りの店内になっています。
island brewingでは、島の自然に配慮し育てられた食材を使った、南国情緒あふれるトロピカルなクラフトビールなどが注文できるのですが、viva45°ではドリンクの注文ができないので、飲み物が必要な方は手前のisland brewingで注文しましょう。
私たちはお酒が飲めないのですが、ソフトドリンクもちゃんとあります。
今回、大好きなスイカジュースがあったので、迷わずこちらをオーダー(500円)。
すっきりしていてスイカそのものを感じるジュースで美味しいのです。
そして、メインはタコスと迷って、ボリューム満点のブリトーにしました!
ビーフのブリトー(奥)と、手前がポークのブリトーです。ポークの方は、薫製にしてあってとっても美味しい!ハワイで食べたカルアポークのようなイメージです。
私は断然ポーク派!美味しいのでぜひトライしてみてくださいね。
この日は、このあと夜にホテルでエステの予約があったので、軽いディナーのつもりで伺ったのですが、結構ボリュームがあって、結局お腹がいっぱいになってしまいました(笑)
viva45°(ビバ・フォーティーファイブ)
沖縄県宮古島市平良下里615−1 アクトホーム南
080-6048-1355
宮古島で最高のディナーの思い出に♪舌も目も大満足の「グランブルーギャマン」
宮古島おすすめグルメ4選、最後にご紹介するのは「Grand Bleu Gamin(グランブルーギャマン)」。
高級プライベートヴィラに併設したレストランで、東京で人気フレンチレストランを経営する会社が母体のため、その味やおもてなしはお墨付き。
レストランは、宿泊ゲストでなくても、ビジター利用が可能です。
グランブルーギャマンの場所は、砂山ビーチ方面、宮古島の中心地からは少し離れています。夜、日が暮れてから行くと、周りをサトウキビ畑に囲まれた真っ暗な細道を行くで、「本当にこの道で合ってるの?」と不安になるかもしれません(笑)
かろうじて、このお店が建っているところだけ明るいので、その明るさを頼りに向かえば大丈夫。写真を見ると、本当に周りが真っ暗なのがわかると思います。これ、周り全部、背の丈より高いサトウキビ畑に囲まれているのです。
ホテルのロビーになるところへ入って、中で予約名を告げると、奥のレストランのカウンター席へ案内されました。(この少し後に、このカウンターは満席になりました。)
ディナーメニューは1つ、お任せのコースのみになっています。(税込で14,000円ほど。)
全てシェフ自らが目の前で料理を仕上げてくれるので、臨場感も楽しめる素敵なディナーが楽しめます。
今回は、宮古島の秋をイメージしたメニュー。ちなみにこのレストラン、同じゲストに同じ料理を決して出さないシステムを取っており、今回いただいたお料理はもう二度と食べることができないんですって。
となると、余計に1品1品を噛み締めて頂きたくなりますね。
それでは、今回いただいたコースのご紹介をしたいと思います。
①あんぽ柿の白和えとイベリコ豚の生ハム フォアグラムースを詰めたパニプリを添えて
落ち葉を添えたココナッツの器が南国リゾートの秋を感じさせてくれます。甘い柿と生ハムの塩味、そしてフォアグラのコクがたまらくマッチして、1品目からガツンと「美味しい〜〜〜」と唸ってしまいました。
②バター&パン
これ、2人分です。バター好きの我が家はバターをケチケチ出されるお店は好きになれません(笑)が、ここはこれだけでも大満足!!
このバター、あまり日本では聞きませんが、有名なエシレバターの産地のお隣の村で作られている「パンプリー」というバターだそう。まろやかなミルクの風味と、ちょっとナッツのような香りも感じる、決して重たくない美味しいバターで、2人でこの塊を完食してしまいました。パンも美味しい!
\楽天でも売ってました!気になる方はぜひ/
③海ぶどうと根セロリのミルティコロールサラダ 平目で巻いたからすみとともに
このからすみ、自家製だそうで、ねっとり感といい、噛んだ時の豊潤さといい、とろけてしまいそうな味わいです。さっぱりとしたドレッシングで和えた香りの良い根セロリと一緒に平目で巻いて食べると、もう最高・・・。
④パンドミーで包んだ蟹たっぷりクリームコロッケ
こちらの蟹クリームコロッケ、中の写真が残ってなくて恐縮ですが、本当に中が蟹だらけ!!サックサクのパンドミーの衣と濃厚クリームソース、そして蟹三昧の中身、贅沢な逸品です。
中の画像を見たい方は、こちらのYouTubeに動画が残っておりますのでどうぞ。
⑤寒ブリと根菜のヴァルサミコソース 姫人参・姫大根・ペコロス
ここまで割とこってり系が多く、この辺りで結構胃がきつくなっていた私に、この寒ブリの軽さと、ヴァルサミコのさっぱりとした酸味のあるソースが優しい!
ちょっと和風の出汁で下味が付けられていて、一風変わっている一品なのですが、なぜか記憶に残るお料理でした。
和風だしとヴァルサミコ、合います。
⑥トリュフのラヴィオリ 濃厚卵黄チーズフォンデュ
そろそろメインかと思いきや・・・まだまだ続きます。
こちらのトリュフは、コースの価格内だと黒トリュフ(上の写真)、追加料金2500円で白トリュフ(下の写真)に変更できます。
私は白トリュフの方が香りが高くて好みなので、追加料金でお願いしました。
こってり卵黄とチーズソースに、白トリュフの妖艶な香りがまた絶品です。もっと食べたかった〜。
⑦お口直し 洋梨のかき氷 さんぴん茶ジュレ
その場で出来立ての洋梨のシャーベットを削って頂きます。さんぴん茶のジュレが、ほろ苦くて口の中が引き締まります。大人の味。
⑧宮古牛のほうれん草包み焼き ジャンボマッシュルームのフリット
いよいよメインです。メインがくる少し前に、カウンター前の棚に、謎の物体が出てきたんです。
なんだろう??パン?にしてはでかいな・・・と思って写真を撮っていたら・・・
スタッフの方が「これ、マッシュルームなんです」と見せて下さいました!
でかっ!!!!
この少し前に、このマッシュルーム農場の方がテレビで取り上げられていたのをちょうど見てました。ここで食べれるなんて!嬉しすぎです。
宮古牛は挽肉にしてハンバーグに。めちゃくちゃ肉肉しいハンバーグで、お肉そのものの味を感じられて、そんじょそこらのハンバーグじゃない!本当に美味しいハンバーグです。
マッシュルームはカットされてフライにしてありましたが、それでもこの大きさで、食べきれませんでした・・・(汗)歯応えがあって美味しいマッシュルームでした。
⑨本日のデザート(スペシャリテのフォンダンショコラをチョイス)
デザートは、最後にメニューから選べます。
シェフが目の前で説明してくださったのですが、何十年も作り続けているという自慢のフォンダンショコラにしました。
結婚記念日を兼ねたディナーであることを伝えてあったので、お祝い仕様にして下さいました!
自慢のメニューだけあって、トロッとして濃厚で美味しいフォンダンショコラ。幸せ〜〜って思わず口から出ちゃう美味しさでした。
宮古島で、こんなに素敵なフレンチに出会えるとは思っていなくて、ホテルのディナーにするか、グランブルーギャマンにするか、結構ギリギリまで迷っていたのですが、こちらにして本当によかったと思います。
何より、お食事が美味しいのはもちろんなのですが、シェフがカウンターのゲストに絶えず目を配り、食材のことや調理法のこと、宮古島のことなどをお話してくださるので、終始トークも楽しみながら素敵なディナータイムを過ごすことができました。
宮古島で、スペシャルな日をお祝いするディナー場所を探している方には、ぜひお勧めしたいレストランです。
我が家はお酒を飲まないので、最初のノンアルコールドリンクと追加のトリュフ代と食後のコーヒーを入れて、全部で35,000円ほどでした。
ワインを召し上がる方は、もう少し予算が上がるかもしれませんが、ご参考までに。
Grand Bleu Gamin(グランブルーギャマン)
沖縄県宮古島市平良荷川取1064−1
0980-74-2511
宮古島おすすめグルメスポット4選 まとめ
2021年12月に5泊6日で宮古島へ行ったときに食べ歩いた宮古島グルメをご紹介しました。
今回ご紹介したお店4選は以下の通りです。
- Doug’s Burgerのハンバーガー
- ハリーズガーリックシュリンプ
- Viva 45°
- グランブルーギャマン
ザ・宮古島、ザ・沖縄らしいお店には最終日の居酒屋レストランにしか行っておらず、ローカルテイストな雰囲気のお店はご紹介していません。
ですがいずれも美味しく雰囲気もよくておすすめのお店ばかり。
カジュアルでもちょっと特別なシーンでも、目的に合わせてぜひ訪れてみてくださいね。
\宮古そば食べ歩き!おすすめ5選はこちら/
※情報は、訪問時もしくは本記事作成時のものです。行かれる方は必ずご自身で公式サイト等で最新情報をご確認ください。