ANA陸マイラーになるため2017年から使っているANA VISAワイドゴールドカード。2020年になって改悪が相次ぎ、入会当初の魅力であったANAマイル還元率1.6%以上という最大のポイントがなくなってしまいました。
現在のマイル還元率は1%~1.3%です。
この記事を読むとわかること
- このままANA VISAワイドゴールドカードを持ち続けるのか、他のカードに乗り換えるべきか?
- 乗り換えるなら代替カードは何が良いのか?SPGアメックス?ANA TOKYUカード?それとも他にいいカードはあるの?
などについて、それぞれのカードの特徴をまとめながら、比較してみたいと思います。

ちなみに、この記事執筆後の2020年3月、SPGアメックスに入会しました!現在
●ANA VISAワイドゴールドカード
●SPGアメックスカード
●ANA TOKYUカード
を3本立てで様子を見ながら使っています。後々どれかに絞る可能性もあります!
- ANA VISAワイドゴールドカードの長所
- ANA VISAワイドゴールドカード改悪ポイント①ソラチカルートの閉鎖
- ANA VISAワイドゴールドカード改悪ポイント②年会費割引条件が厳しく
- ANA VISAワイドゴールドカード改悪ポイント③年間ボーナス制度の廃止
- ANA VISAワイドゴールドカードの代替カード候補① SPGアメックスカード
- SPGアメックスカード/ANA VISAワイドゴールドカード スペック比較
- ANA VISAワイドゴールドカードの代替カード候補② MileagePlusセゾンカード
- ANA VISAワイドゴールドカードの代替カード候補③ ANA TOKYUカードをメインカードに昇格
- ANA VISAワイドゴールドの代替カード3つの特徴一覧
- まとめ
ANA VISAワイドゴールドカードの長所

まず最初にANA VISAワイドゴールドカードの今現在の長所のおさらいです。
- 当初のANAマイルへの還元率が下がったとは 言え、今でも1.3%の還元率は悪くない。(1.3%の還元率を実現するには、毎月リボ払いの手数料を発生させる必要があります)
- 年会費15,400円(税込)も、ウェブ明細の申し込みと年に1度のリボ金利の発生で、10,450円まで下げることができる。この年会費でゴールドカードの特典が使えるのはお得と言え、捨てがたい。
- ANA便利用で搭乗ボーナスマイル25%、航空券購入で100円で2マイル相当がゲットできる。
私感ではありますが、ANA VISAワイドゴールドカードのメインの長所は大きくこの3つが挙げられると思っています。
ANA VISAワイドゴールドカード改悪ポイント①ソラチカルートの閉鎖

ANA陸マイラーにとってはお得で便利だったANA VISAワイドゴールドカードですが、最近の最大の改悪ポイントは、2019年にソラチカルートが閉鎖されてしまったことだと思います。
当カード利用によって得られるポイントは、通常のポイントの他に、毎月リボ払いの金利を発生させることによって得られるボーナスポイントがありました。(2020年半ばにポイント制度が代わり、現在はポイント名も変更になっています。)
そのボーナスポイントは、通常1ポイント=3マイルに交換できたのですが、裏技とも言えるソラチカールト、すなわち
「Gポイント→LINEポイント→メトロポイント」
ルートに乗せることによって、1ポイント=4.05マイルに交換できていたのです。
それが、ソラチカルートの閉鎖によって、1ボーナスポイント=3マイルにしかならなくなってしまいました。
※厳密に言うと、「ワールドプレゼント(ボーナスポイント)→Gポイント→JRキューポ→永久不滅ポイント→みずほマイレージクラブカードANA」と言うルートを使うと1ポイント=3.5マイルになるのですが、新たなクレジットカード発行が必要だったりと面倒です。0.5マイルアップのためにこの手間をかけるかどうかは、獲得ポイントがどのくらいあるかによると思います。私の場合はちょっと面倒に感じてしまいます。
ソラチカルートの閉鎖は、ANA VISAワイドゴールドカード自体の改悪ではないものの、マイル還元率が1.3%までに下がってしまったので、陸マイラーにとっては大きな痛手と言えます。
※2020年6月からワールドポイント→Vポイントへポイント制度が変わっています。
詳しくはこちら▼の記事もご参照下さいね。
ANA VISAワイドゴールドカード改悪ポイント②年会費割引条件が厳しく
2つ目のANA VISAワイドゴールドカードの改悪ポイントは、年会費の割引条件が厳しくなってしまったことです。
今までは、マイ・ペイすリボに登録し、年に1回でもマイ・ペイすリボを利用すれば、割引になっていました。
今後は、マイ・ペイすリボを利用するだけでなく、必ずリボ払いの金利手数料を発生させる必要があります。
万が一、大きな金額の買い物をした時に、リボ金利を発生させると、手数料だけでかなりの額になってしまいます。
なので、金利手数料を最低限に抑えるための手続きが必要になり、これが少し面倒になりました。
リボ金利手数料を安く抑える方法はこちらの記事もご参考になさってくださいね!
ANA VISAワイドゴールドカード改悪ポイント③年間ボーナス制度の廃止

次に痛い改悪が、カードの利用額によってもらえる年間ボーナス制度の廃止です。
下記の表にあるように、以前は前年度の累計支払い金額によってステージが確定し、その翌年の支払額に応じてもらえていたボーナスポイント。この制度がなくなってしまいました。

私はずっとV3ステージでしたので、10万円ごとに60ボーナスポイントがもらえていました。
年間300万円カード決済したとすると、ボーナスポイントだけで5400マイル(ソラチカルート利用で7290マイル)ももらえる計算です。
実際会社員時代は、年間500万円〜600万円ほどカードで支払うこともありましたので、ボーナスポイントだけでも9000マイル(ソラチカルートが使えていた頃は12,150マイルも)獲得できていたのです。
この制度がなくなり、2020年2月からの支払いに関しては、もうV3ステージになるための判定対象にならなくなりました。
代わって2021年2月からは新ボーナスポイント制度が始まるのですが、残念ながら対象は三井住友カードが単体発行しているカードのみ。提携カードはボーナスポイントの対象となりません。だから、ANA VISAカード、ANA Mastercardは対象外です。対象でしたら毎月のお買い物金額5万円毎にボーナスポイントがゲットできるらしいのですが・・・。
※2021年2月から始まるVポイントの新しいポイント優遇制度についてはこちらのページをご覧ください。(三井住友カードのページへリンクします)
いずれにせよ、年間でこの大きなマイルが今後入ってこないのはとても大きいです。
以前は、ポイントサイトのハピタスで大きくポイントを貯めてきたため、ポイントの中継点としてのワールドプレゼントの利用価値もあったのですが、今はTOKYUポイントを経由したルートを利用するため、ワールドプレゼントは経由しません。
よって、1万円以上の年会費を払ってANA VISAワイドゴールドカードを保有するメリットがだいぶなくなって来たように感じざるを得ません。
では、もしANA VISAワイドゴールドカードを解約した時、後継カードとして使うとしたら、どのカードがANA陸マイラーには最適なのでしょうか?
以下に3つ候補を挙げてみました。それぞれのメリット・デメリットについて書いてみます。
ANA VISAワイドゴールドカードの代替カード候補① SPGアメックスカード
ANA VISAワイドゴールドカードの改悪がなされる前からずっと、巷の陸マイラーの方がこぞって推薦されていた「SPGアメックスカード」の存在が気になっていました。
SPGアメックスは、言わずと知れたマリオット・インターナショナルとアメックスが提携して発行しているクレジットカードです。
アメックスカードは、提携カードを含めるとそれこそ数え切れないくらいの種類がありますが、その中で一番発行枚数が多いのがSPGアメックスカードなのだそうで、その人気ぶりが伺えるクレジットカードです。
このクレジットカードは、マリオットグループとの提携カードと言うことで、やはりマリオット系列のホテルにたくさん泊まる方には絶大なメリットがあります。
そんなSPGアメックスですが、なぜみなさんが口を揃えてこのカードを推しているのか?いつも気になっていました。
もちろん紹介制度というメリットがあるのは知っていましたが、紹介者だけにメリットがあるカードならここまで多くの方が堂々と推さないでしょう。
そもそも入会者もそんなに増えないはずです。
SPGカードは紹介されて入会する方もたくさんいる・・・そのメリットはなんなのだろう?と、以前、少し調べてみたことがありました。
その時にまとめた特典やカードのメリットは、以下のような感じでした。
1. 入会特典でもらえるポイントが大きい。しかも特典達成するためのハードルが低い。(3ヶ月以内に10万円カード利用で30,000ポイント)
2. 紹介制度を利用すると、さらに6,000ポイントもらえる
3. 翌年以降の更新時には継続ボーナスポイントとしてマリオット系列ホテルで50,000ポイントまでで利用できるホテルの無料宿泊券がもらえる
4. 年会費の34,100円はその特典でペイできるので実質無料と捉えられる
5. 入会した時点でMariott Bonvoyゴールドエリート会員資格が付与される(通常年間25泊以上の宿泊が必要)。
6. 5の特典として、マリオット系ホテル宿泊時の部屋のアップグレード、ポイントのウェルカムギフト、チェックアウト時間延長、アジア地域の対象レストランで15%オフなどがある。
7. 貯まったポイントはANAだけでなく主要提携航空会社のマイレージに移行可能。
8.マイル還元率は航空会社によって違うものの1.25%と高還元率(6万ポイント未満の交換は1:3だが6万ポイントを一気に交換するとボーナス5000マイルがもらえるため、6万ポイントの交換で25,000マイルになる)
9. ポイントの有効期限が無期限
10. ホテルの滞在でもらえるポイントが大きい(1ドルにつき12.5ポイント+カード決済にすると100円につき6ポイント)

ざっとこのくらいの特典・メリットを挙げてみたのですが、なるほど、マリオット系のホテルにたくさん泊まる方にはすごく魅力的なカードです。
ですがその当初は、結局この時は以下の理由で申し込みを見送りました。
- ホテル関連の特典が多いが、そこまで旅行や出張でホテルに泊まることもない。
- 毎年行くハワイでマリオット系のホテルに泊まれば色々な特典があるが、ハワイでは好きなホテルが決まっていたのでマリオット系に泊まる機会がない。
- 還元率1.25%も、当時はANA VISAワイドゴールドの1.6%超えの還元率と比べると魅力なし
というわけで、その時は見送ったSPGアメックス。
ですが、この度のANA VISAワイドゴールドカードのマイル還元率が1.3%となってしまった今、1.25%還元率のSPGアメックスの方が、もしかしてうまく活用すれば「持っていて楽しいカード」になるのかも?と言う考えに変わってきました。
しかも、還元率1.25%はANA VISAワイドゴールドカードのように、毎月リボ金利を発生させるような面倒な作業をせずとも適応されるレートなのが魅力です。
SPGアメックスカード/ANA VISAワイドゴールドカード スペック比較
もしSPGアメックスカードに入会した場合ですが、年会費の高いカードを何枚も持っていてももったいないので、ANA VISAワイドゴールドカードは更新のタイミングで解約する方向で考えなくてななりません。
その場合、カードに付帯する特典もなくなってしまいます。
そこで、SPGアメックスカードがANA VISAワイドゴールドカードの特典をカバーしてくれるかどうか、スペックを比較してみることにしました。
空港ラウンジの利用
ANA VISAワイドゴールドカード | 本人のみ可 |
SPGアメックス | 同伴者1名まで可 |
ラウンジはアメックスに軍配が上がります。
2019年に台湾に行った時に、夫がゴールドカードの持参を忘れ、私しか空港ラウンジに入れなかったことがあります(苦笑)
その時、SPGアメックスだったら同伴者として夫も一緒に入れたのですね。

旅行障害保険(海外)
ANA VISA ワイドゴールドカード | 傷害死亡・後遺障害 | 自動付帯 1000万円 利用付帯 4000万円 |
傷害・疾病治療費用 | 300万円 | |
賠償責任 | 5000万円 | |
携行品損害 | 50万円 | |
救援者費用 | 500万円 | |
SPGアメックス | 傷害死亡・後遺障害 | 自動付帯 最高5000万円 利用付帯 最高1億 |
傷害・疾病治療費用 | 利用付帯 300万円 自動付帯 200万円 | |
賠償責任 | 最高4000万円 | |
携行品損害 | 50万円 | |
救援者費用 | 利用付帯 400万円 自動付帯 300万円 |
海外旅行の保険については、傷害死亡・後遺症の部分についてはSPGアメックスに軍配が上がりますが、それ以下のところについては微妙にANA VISAワイドゴールドの方が保障内容がいいようです。
旅行障害保険(国内)
ANA VISA ワイドゴールドカード | 傷害死亡・後遺障害 | 自動付帯 1000万円 利用付帯 4000万円 |
入院日額 | 自動付帯 5000円 | |
通院日額 | 自動付帯 2000円 | |
手術費用 | 自動付帯 20万円 | |
SPGアメックス | 傷害死亡・後遺障害 | 自動付帯 最高0万円 利用付帯 最高5000万円 |
国内については、そもそもSPGアメックスは自動付帯での保障がなく、完全にANA VISAワイドゴールドの方が勝っていますね。
航空便遅延保険
海外 (自動付帯) | 国内 (利用付帯) | ||
ANA VISA ワイドゴールドカード | 乗継遅延 | 2万円 | 2万円 |
出航遅延・欠航・ 搭乗不能費用 | 1万円 | 1万円 | |
手荷物遅延費用 | 1万円 | 1万円 | |
手荷物紛失費用 | 2万円 | 2万円 | |
SPGアメックス | 乗継遅延 | 2万円 | ー |
出航遅延・欠航・ 搭乗不能費用 | 2万円 | ー | |
手荷物遅延費用 | 2万円 | ー | |
手荷物紛失費用 | 4万円 | ー |
遅延保険については、海外の自動付帯でSPGアメックスの方が保障額が高いです。
特に、海外での手荷物遅延や紛失は、万が一発生した場合はたくさん必要品を買わないといけなくなるため、少しでも高い保険金がもらえる方が安心ですね。
ただ、SPGアメックスは国内での保障がないのが気になります。
※保険金額については公式サイトから転記していますが転記ミスがあるかもしれませんため公式サイトにてご確認ください。
SPGアメックスカード(P22〜)
空港宅配サービス
ANA VISA ワイドゴールドカード | 対象空港にて往復とも送料の15%の割引あり |
SPGアメックス | 対象空港にて帰国時のみスーツケース1個無料で配送 |
夫との旅行の時は荷物を分けて持てるのでいいのですが、一人での旅行の場合は帰りに大きな荷物だけでも無料で送ってもらえるSPGアメックスのサービスはありがたいですね。
両カードを比較してみて・・・
ANA VISAワイドゴールドカードを退会しても今までと遜色ない特典がSPGアメックスから受けられるかどうか、自分が必要そうなサービスだけをざっと比較してみました。
保険の部分では、若干ANA VISAワイドゴールドカードの方が手厚い保障が受けられる項目があるものの(自動付帯が多い)、部分的にはSPGアメックスの方が保障が高い部分もあり、本当にどちらがいいのか甲乙つけがたい状況です。
また、SPGアメックスの方は「利用付帯」の項目が多いのですが、いずれにせよ旅行の時は必ずSPGアメックスでチケットやホテル代を払うと思うので、その辺りは自動付帯でなくとも結局問題ないのかな?と思います。
空港ラウンジが同伴者OKなところや帰りの荷物が無料で送れるなどの部分はSPGアメックスの方が魅力的です。
結論、この特典内容なら、ANA VISAワイドゴールドカードを解約しても問題なさそうな感じもします。
ANA VISAワイドゴールドカードの代替カード候補② MileagePlusセゾンカード

では、そもそも巷で話題のSPGアメックス以外に、ANA VISAワイドゴールドカード以上のマイル還元率を提供してくれるカードはないものか?もう一度リサーチしました。
いろいろ見た中で、エアラインレビューで人気のYouTuberの方がおすすめカードとして紹介されていた「MileagePlusセゾンカード」が気になりました。
貯められるマイルはユナイテッド航空のみですが、マイル還元率が1.5%と驚異的な高還元率なのに惹かれます。(1000円の利用で15マイル)
私はハワイに行くのがマイルを貯めるメインの目的ですので、ユナイテッド航空であれば問題ありません。(スターアライアンス系の特典航空券にも変えられますしね。)
年会費は1500円(税抜)でこれに追加年会費5,000円(税抜)でマイルアップメンバーズになれば、合計年会費が6,500円(税抜)になります。
すると、一般加盟店でのマイル付与率が1.5%と驚きの高還元率になるんですって。
ただし、この還元率で交換できるのは年間(毎年3月4日~翌年2月4日お引落とし分)30,000マイルまでで、それを超えた分の利用は1,000円につき5マイルのマイル換算と、ぐーんと少なくなります。

ここで気になるのは、ユナイテッド航空の特典ビジネスクラスでハワイ往復に必要なマイル数が、ANAのビジネスクラスで往復するよりも多いので、一概に還元率だけで比較するのが難しいこと。
ユナイテッド航空でホノルルの特典航空券をとる場合、片道で最低5万マイルは必要だそうで、往復ですと10万マイルは必要です。
MileagePlusセゾンカードが1000円で15マイル貯められるのは年間3万マイル分の決済分まで。(200万円)
高還元率で10万マイル貯めるのに3年以上必要です。
一方、ANAの場合はローシーズンなら往復ハワイビジネスクラスの必要マイル数が6万マイルです。
・マイレージプラスセゾンカードの1.5%レートで年間3万マイル貯めると2年でANAビジネスクラスでホノルル便が取れる。
・マイレージプラスセゾンカードと同じ年間200万円をANA VISAワイドゴールドカードで利用すると、得られるマイルが26,000マイル/年。2年で52,000マイル+継続ボーナスマイル2000マイルで54,000マイル。上限がないのであと6000マイル(1.3%で50万円弱の決済)貯めれば2年以下で6万マイル達成可能。
いろんな考え方ができると思いますが、マイレージプラスセゾンカードで貯めたマイルでANAの特典航空券を取れば一番お得なような気もしますが、やはり1.5%のレートでマイルを貯められる上限額が決まっているので目標マイルに到達するのに時間がかかるのが、一番ネックに感じます。
結局どれが一番お得なのか・・・頭の中がごちゃごちゃになりそうです。
ANA VISAワイドゴールドカードの代替カード候補③ ANA TOKYUカードをメインカードに昇格

最後に、ANA VISAワイドゴールドカードの代替カードとして考えられるのが、ANA TOKYUPOINT ClibQ PASMOマスターカード(以降ANA TOKYUカード)です。
そう、これはソラチカルート閉鎖後の、TOKYUルートの中継地点として作ったカード。
このカード利用で貯まるポイントのANAマイル還元率は0.5%と決して優秀ではなく、あくまでもTOKYUルートの中継地としてだけ保有しているカードです。
ですが、よくよく考えるとこのANA TOKYUカード、マイル移行手続きの時に、年間6600円の手数料を支払うことによって、移行できるマイルが2倍になります。
と考えると、マイル還元率の観点では、ANA VISAワイドゴールドカードと変わりません。
年会費は初年度無料、2年目以降は2200円(税込)ですが、リボ払いの手数料を年に1度でも発生させれば、年会費を826円(税込)まで下げることができます。
ただし、マイル還元率をANA VISAワイドゴールドカードと同等まで押し上げるには、マイル移行時に6600円/年の追加手数料がかかります。
と言うことは、合計で7,426円/年の年会費と言うことになります。
ANA VISAワイドゴールドカードは、割引後の年会費が10,450円でしたね。
約3000円の年会費の差額がありますので、マイル還元率が同じなら、ANA TOKYUカードをメインカードに昇格させて、ANA VISAワイドゴールドカードは解約でもいいのでは?と思ってしまいます。
ですが、もし陸マイラーになって、これからもっと飛行機に乗って国内外を旅行しよう!と言う計画がある人なら、ANA VISAワイドゴールドカードを解約してしまうと、以下のデメリットが発生してしまいます。
- 空港でラウンジが使えない
- 旅行傷害保険の補償額が少ない
- ANA便の搭乗ボーナスマイルが少ない
- カード継続ボーナスマイルが少ない
- ANA便チケット購入でもらえるマイルが少ない
などなど・・・。旅行を多くする人にとっては、どれもないと不便な特典が、さすがゴールドカードだけあって、ANA VISAワイドゴールドカードにはたくさんついています。
こちらの比較もご参照くださいね。

このことを考えると、ANA VISAワイドゴールドカードの改悪があったとは言え、ANA TOKYUカード1本で行くには、陸マイラーライフの充実、と言う点では、ちょっと物足りないような気がします。
ただ、本当に最低のコストで陸マイラーをやりたい!飛行機にはまだあまりそんなに乗らないから、空港のラウンジや旅行傷害保険はいらない、と言う人であれば、ANA TOKYUカード1本にしてしまっても良いのかもしれません。
ANA VISAワイドゴールドの代替カード3つの特徴一覧
SPG アメックス | MilagePlus セゾン | ANA TOKYU カード | ANA VISA ワイドゴールド | |
---|---|---|---|---|
年会費 | 34,100円 | 1,650円+5,500円 =7,150円 | 826円+6,600円 =7,426円 | 10,450円 |
マイル 還元率 | 1.25% | 1.5% | 1.3% | 1.3% |
メリット | ・更新時の無料宿泊券で年会費ペイ ・ゴールドカード並の特典 ・多くの航空会社のマイルに交換可能 ・マリオット系ホテル宿泊で大量ポイント | ・マイル還元率の高さ ・年会費がリーズナブル | ・年会費の安さ ・ANA TOKYUルートで 必須のカドなので 既に持っている人が多い | ・ゴールドカードの特典 ・更新ごとのボーナスマイル ・ANA便利用でもらえるボーナス |
デメリット | ・高額な年会費 | ・UA便で必要なマイル数が多い ・1.5%レート適用上限が年間3万マイル | ・1.3%実現のため毎月 リボ手数料を 最小化する作業発生 ・一般カードのため 付随する特典が少ない | ・1.3%実現のため 毎月リボ手数料を 最小化する作業発生 |
まとめ
ANA VISAワイドゴールドカードの改悪にあたって、このまま同カードを保有すべきか、代替カードに乗り換えるべきか、考えをまとめてみました。

個人的なおすすめ選択肢としては以下に絞られます。
1. 最低限のコストでANA陸マイラーをやるなら潔くANA TOKYUカード1枚でやる!
2. せっかく陸マイラーになるなら、ホテルライフも充実させたいし、空港でラウンジが使えたり、海外旅行傷害保険も充実させたい。さらにANAだけじゃなく他の航空会社のマイルも使いたいならSPGアメックスに入る!
3. とは言え、SPGアメックスは(ホテル代が1泊無料になるボーナスがあるとは言え)年会費が高いのがネック。マイル還元率も、僅差とは言え、ANA VISAワイドゴールドカードの方が高い。リーズナブルな年会費でゴールドカードの特典が充実しているのはやはり魅力なので、ANA VISAワイドゴールドカードをキープし続ける。
この3択なのかな、と思います。
ちなみに、新しくガツンと大量入会ボーナス狙いで、ANAアメックスと言う手もありそうですが、私は過去にANAアメックスを保有していたのでもうその選択肢はありません。
マイルが溜まるスピードで言うと、やっぱり還元率1.25%と1.3%と言う僅差ながら、ANA VISAワイドゴールドカードには1年ごとに継続ボーナスマイルが2000マイル入ることもあり、より貯まりやすいのかなと思います。
なので、マイルを貯めることだけに注目するとANA VISAワイドゴールドの方が勝っています。
それより年会費以上の高級ホテルに無料で泊まれるのが魅力と感じるなら、SPGアメックス!でしょうか。
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私自身は、現状上記カードの3枚持ちで、いずれどれかを削る可能性もありますが、今のところ、入会3ヶ月でポイントでリッツ・カールトン日光にほぼ無料で泊まれるなど、SPGアメックスの威力を感じ、とても気に入っています。
なので、あと1年ほど3枚持ちを続ける予定です。
こちらの⬇︎ブログで SPGアメックスの魅力もご覧くださいね!
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