2020年12月半ば、早めの義実家への帰省& GoToトラベルキャンペーンを利用して、伊豆弓ヶ浜温泉の「季一遊」に宿泊して来ました。
泊まったのは、露天風呂付き離れ「季の倶楽部」メゾネットのお部屋。お食事は、伊豆の海の味覚が満載の「金目鯛、伊勢海老、鮑」がついた贅沢なプラン。
この記事では、
- 季一遊の離れ「季の倶楽部」メゾネットのお部屋レポート
- 季一遊のお部屋の露天風呂情報
- 季一遊の贅沢お食事のコース内容
- 伊豆へ行くならおすすめ!の美味しいイタリアンランチ
などをお届けします!
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「タケルクインディチ伊豆店 」おすすめ伊豆イタリアンランチ
伊豆に行く時のランチ場所をお探しの方に、おすすめのイタリアンをご紹介します。
今回の旅では、弓ヶ浜へ向かう途中に伊豆の国市にあるイタリアンでランチしました。
北鎌倉に本店があるタケルクインディチ伊豆店さんです。山小屋風の素朴な建物が温かい雰囲気。駐車場は5台分くらいあります。
ランチはA,B,Cの3種類ありました。私的なおすすめはBランチです。Aより250円高いだけなのに、ドルチェとドリンクがつくのでとってもお得♪
訪問時は、コロナウィルスの影響で1階席のみの営業でした。
ミント(だと思うけど定かではありません^^;)たっぷりのお水、さっぱりして美味しいです。
まず運ばれてきた前菜の盛り合わせにびっくりです!3種盛りくらいのを想像していたのですが、こんなにたくさん!
お皿に7種類ものっていました。1つ1つ手が込んでいて美味しいです。里芋のポタージュって初めて飲みましたが、美味しくて、この後自宅でも真似して作ってみたくらい、気に入りました。
Bランチは、パスタかピザから1つ選べます。石窯のピザもすごく気になりましたが、ルッコラとカラスミのパスタがどうしても捨てきれず、二人ともこちらをチョイス。
茹で加減・塩加減も完璧でしたし、ルッコラの野性味ある苦味と香りがとても強くて、美味しい♡
デザートは、カボチャのプリン。こちらも美味しかったです。
伊豆方面へお出かけの方はぜひ立ち寄られてみてはいかがでしょうか。ただし、2021年からは西伊豆の土肥へ移転されるようです。
タケル クインディチ 伊豆店 (Takeru Quindici)
静岡県伊豆の国市吉田126
050-5596-8978
ランチ 11:30~14:00 (LO,13:30)
ディナー 17:30~22:00(L.O.20:30)
定休日:月曜日 ※祝日の場合は翌火曜日
※2021年は西伊豆土肥にある古民家オーベルジュの中に新たに移転オープン予定。
南伊豆弓ヶ浜温泉「季一遊」の概要
季一遊
静岡県賀茂郡南伊豆町湊字川口902-1
0558-62-5151
季一遊は、南伊豆の弓ヶ浜の目の前にある温泉旅館です。
防風林の後ろに佇んでいますが、防風林の先には見事に弓の形をしたビーチが広がっています。このロケーションですから、夏は海水浴にぴったりですね。
ただ、お部屋の中からは、この防風林が邪魔をして、海がはっきりと見えにくいです。
ビーチに出ると、晴れていたので伊豆七島のいくつかがくっきりと見えました。こうして見ると、離島がすごく近く見えますね。
車寄せです。最初に駐車場に到着した時、お迎えのスタッフもいないし、エントランスらしき場所がないので、この階段は裏口かと思いました(汗)
とりあえずどこに車を止めていいか分からない状態で、ひとまず空いているところに駐車している最中に、スタッフの方が迎えにきて下さいました。
やはり、この階段がエントランスのようです。エレベーターらしきものはないようで、足の不自由な方やご年配の方はちょっと辛いかも?
階段を上がって2階がロビーになっています。行きはお迎えのスタッフが荷物を持ってくれましたが、帰りのお見送りはないので、階段を自分で荷物を抱えて降りて車まで荷物を運ぶのがちょっと大変でした。
こちらのテーブルに通され、ここでチェックイン手続きをします。なかなか高級感のあるロビーです。
ウェルカムドリンクとおつき菓子を頂きました。
南伊豆弓ヶ浜温泉「季一遊」の無料貸切風呂と湯上り処
季一遊の温泉のご紹介です。
南伊豆弓ヶ浜温泉のミネラルを豊富に含む泉質は「含塩化類食塩泉」と言って、体を芯から温めながら肌をなめらかにしてくれるのだそう。
温泉は、2階のロビーの更に下の階の1階にあります。
大浴場のある1階です。ゆったりとした作りになっていて、こんな誰も使わないようなところにソファースペースがあったりするのも、贅沢な空間に感じます。
大浴場へ続く橋?バスタオルは、正面のスリッパ置き場のところに置いてありますので、お部屋から持っていかなくても大丈夫です。
男女別の大浴場には、それぞれ露天風呂も併設されていて、岩風呂、石風呂、檜風呂の3種類ずつあります。その他に、心臓や肺に負担をかけずに発汗を促し、体調を整える低温サウナも完備しています。
私たちは今回は、コロナの影響も考えて、大浴場へは行かず、その手前にある貸切露天風呂へ伺いました。
貸切露天風呂は、「ゆら」「らら」「りら」の3箇所。
空室ならいつでも使える無料開放制です。行った時は残念ながら全室満室でしたが、試しにその場で待ってみたら5分ほどで1つ空きました。チェックイン後の時間帯など、皆がお風呂に行く時間帯は埋まっている可能性が高いかもしれません。予約制ではないので、タイミング次第になりそうですね。
9月に訪れた赤倉観光ホテルの貸切温泉は、入り口にウェイティングリストが置いてあって、自分が入りたい時間帯に名前を書いておくシステムでした。それがあれば、無駄に空き状況を確かめに足を運ぶ必要がないので、そのくらいの運用があってもいいのかな?と感じました。
<貸切露天風呂利用時間>
5:30~10:30/15:00~24:00
<利用方法>
“入浴中”の看板を掲げて、中から必ず内鍵をしてして使用のこと。
こちらが、私たちが使った貸切露天風呂です。頑張って4人くらいならいけるかな。今年は、草津温泉、赤倉観光ホテル、四万温泉、山中湖のマリオットと、いくつか温泉に行きましたが、久しぶりに塩素の匂いがする温泉に入りました。(夫は気付かなかったようです。私は鼻が敏感で感じてしまいます。)でも、ポカポカと結構長時間体が温まるので、泉質は満足です。
一応、洗い場もありますが、冬はここで髪を洗ったりするのは寒いと思いますので、大浴場を使うのがおすすめです。
大浴場を出たとろに、湯上りどころ「ふらり」があります。
こちらもゆったりとした贅沢なスペース。今回泊まったお部屋には露天風呂が付いているのですが、この湯上りどころが気になって、わざわざ大浴場へ足を運んだのです(笑)
お風呂上がりにスタッフの方に声をかけると、お菓子や飲み物を無料で提供して下さいます。この日は、青さのりが入ったあご出汁スープでした。全て売店でお土産に売ってます。スープが美味しかったので、実家や祖母へのお土産に買って帰りました。
「ふらり」では、朝風呂の後には、磯の風味たっぷりの味噌汁サービスも楽しめます。夜はラーメン処としても利用できるようです。どちらも利用しませんでしたが、こういうちょっとした楽しみがある旅館って、惹かれます(^^)
<朝の磯味噌汁サービス>
6:30~8:00 ※お味噌汁は日替わり
南伊豆弓ヶ浜温泉「季一遊」季の倶楽部離れ客室について
今回泊まったお部屋は、季一遊の離れのお部屋で、「季の倶楽部」いう別館にあるメゾネットタイプのスイートでした。
もちろん、露天風呂もついてるお部屋です。
「季の倶楽部」の建物は、ロビーからは本館の廊下を少々歩きます。
本館の廊下の突き当たりで、離れへ繋がる渡り廊下に出ます(ここは外なので寒いです。)
この↓左側のドアが離れ「季の倶楽部」の入り口です。
ちょっと高級感を感じるエントランスになっています。
廊下の雰囲気も本館の純和風な趣とはちょっと違いますね。
廊下入ってすぐのところに、浴衣が置いてあるので、好きなサイズを選んで持って行きます。
今回のお部屋は「満悦」という名のついたお部屋でした。
「季一遊」季の倶楽部離れ「満悦」客室の作り
お部屋「満悦」は、2階建てのメゾネット仕様になっており、玄関入ったところが2階部分です。ここには玄関と露天風呂、お手洗いがあります。
玄関から正面の短い階段を降り、踊り場で180度回って長い階段(下の写真)を降りると下のフロアです。
意外に階段が長いので、足の悪い方やお年寄りには不向きなお部屋だと思います。私も、92歳の祖母を連れては、このお部屋は無理だと感じました。
階段を降りると正面がダブルボウルの洗面所&おトイレ。左方向にベッドルーム。
右手方向が和室のリビング、と言う贅沢な間取りです。
ベッドルームは、山側になっています。使いませんでしたが、TVも置いてあります。
シンプルですが、寝心地のいいベッドルームでした。
ベッドルームからの眺めは駐車場。山側です。
階段を降りてすぐのところに、ミニバー。
ネスプレッソ、お茶のセット。
冷蔵庫のドリンクも無料でした。メゾネット2階の露天風呂にも冷蔵庫があり、そちらにもお水が2本冷えていました。
ベッドルームから和室を見渡したところです。本当に広いお部屋です。ただ、チェックインの日はスタッフが荷物を部屋まで運んでくださるのでいいのですけど、チェックアウトの時は重たいキャリーバッグを自分で上まで運ばないといけないのが辛いです。わざわざ呼んで手伝ってもらうのも悪いしなぁ。。。と。
和室のリビングは海側になっています。
バルコニーがとても広いです。
防風林でせっかくの海が開けては見えませんが、でも潮騒の音と松林の隙間から覗く海の景色も素敵です。
お部屋や館内でのWi-Fiの繋がりも問題なく快適でした。
次は、お部屋の露天風呂のレビューです。
「季一遊」季の倶楽部離れ「満悦」客室露天風呂
お部屋「満悦」の客室露天風呂は、メゾネットの2階部分(建物の3階部分)に位置しているので、リビングのベランダよりも海がよく見えます。
脱衣所も広々。おトイレもあります。
お部屋に2つトイレがあると便利なんですよね。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープのアメニティは、タイのスパブランドPANPURI(パンピューリ)のもの。初めて使いましたが、なかなか良い使い心地。
化粧水、メイク落とし、洗顔など一式はこちらに。あとは1階の洗面台の引き出しの中に、歯ブラシやくし、ヘアゴム、綿棒等のアメニティが揃っていました。(ちなみにこう言うポンプ式のアメニティは、最近は特に世情的に自分で一度ボトルを洗ってからでないと気持ち的に使うのがいやなので、ちょっと面倒です。)
ちなみに、ドライヤーはナノケアで、我が家のと全く同じ色でした。そのため、チェックアウトの時に夫が「洗面台にドライヤー忘れてるじゃん!」と、危うく持って帰るところでした(汗)。1階の洗面台にもドライヤーが置いてありましたが、ナノケアではなかったです。(使ってないのでちゃんとは確認してませんが。)
シャワー室は室内なので、冬でも快適です。お風呂上がりのフロアは、なんとなく暖かく感じました。床暖だったのかな?
客室露天風呂です。広々です。最初に入った貸切露天風呂よりも、塩素の匂いは感じませんでした。外は海。この目隠しの扉は、スライドして開けると海が見えます。
この椅子、もう少し暖かい季節ならここでのんびりするのも最高ですね。ここも波の音がとても心地よいです。
こんな感じの眺めです。本当ロケーションは最高ですね。
朝風呂に入った時は、朝日が木漏れ日となって、とてもキラキラして綺麗でした。
お部屋の露天風呂が快適で、結局、貸切風呂に1回行ったきりで、大浴場には足を運ぶことがありませんでした。
お部屋でゆっくり寛ぎたい人には、おすすめのお部屋です。
ちなみに、離れの「季の倶楽部」ではなくても、本館のエグゼクティブ客室には客室露天風呂がついています。メゾネットタイプは意外にお風呂に入る時や食事に出かける時の上下移動が面倒なので、お年寄りやこじんまりしたお部屋の方が好みの方は、メゾネットタイプの離れでなくてエグエクティブ客室がおすすめです。
実を言うと我が家は当初、エグゼクティブ客室を予約していました。宿泊の2週間ほど前に予約を入れた時に、離れは満室で取れず、唯一空いていたのがエグゼクティブ客室の喫煙可能なお部屋でした。
私はタバコが苦手なので、予約確認のお電話を頂いた時に消臭をお願いしたのですが、当日チェックインしてみると、禁煙ルームの「満悦」がアサインされていました。恐らく、空きが出て宿の方が気遣ってアップグレードして下さったのだと思います。
結果的に、最初から泊まりたいと思っていた離れのお部屋に泊まれてとても感謝しています♪
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南伊豆弓ヶ浜温泉「季一遊」夕食について
次に、季一遊の夕食のご紹介をしたいと思います。
夕食は「渚ダイニング」で頂きました。HPによると、離れ「季の倶楽部」宿泊者は離れの1階にある別のダイニングでの夕食と書いてありますが、私たちはアップグレードによるお部屋チェンジだったので、お夕食は渚ダイニングを指定されていました。
お食事は、予約時にプランが選べるのですが、我が家は夫が伊豆や房総に行く時必ず食べたがる「金目鯛・伊勢海老・あわび」の3つがついてくるプランをチョイスしていました。
ダイニングの入り口で、
・お刺身にしたいお魚2種類
・金目鯛の調理方法(煮付けか唐揚げ)
の希望を聞かれます。この日のお刺身のチョイスはこの5種類。おすすめを板さんにお伺いし、青ダイと金目鯛をお願いしました。金目鯛の調理法は二人とも煮付けです。
旅館のお料理で、最初から前菜とかがずらりとテーブルにセットしてあるのはちょっと苦手なのですが、こちらはそんなにセットしてから時間が経った様子はなくてほっとしました。
前菜:白子豆腐ポン酢ジュレ、丸十蜜煮、栗ときのこの白和え、栄螺擬き生姜煮、サーモン棒鮨、安納芋しぼり
温物:駿河鍋。地味なビジュアルですが、桜海老が美味しかった!
御造り:伊勢海老、マグロ、栄螺、烏賊塩辛、入り口で選んだ青鯛と金目鯛。流石に海の目の前だから、お刺身が新鮮です!
煮物OR揚げ物・・・入り口で聞かれた金目鯛の「唐揚げ」か「煮物」のいずれかが出てきます。我が家は二人とも煮付け。姿煮じゃなくて切り身だったけど、写真で見るよりも実物は大きくて身が厚く、大きな金目鯛だと言うことが分かります。
強肴:あわび踊り焼き。
たっぷりのバターとレモンで♪最高!
蒸し物:彩り豆乳蒸し
ご飯(昆布ご飯)、おすまし、香の物
キャラメルプリン、フルーツ
お刺身が新鮮だし、伊勢海老のお刺身も最高でした。
あとから気付きましたが、お肉の要素が1つもない献立だったけど、それが気にならなかったくらい、大満足のディナーでした。(お肉が欲しい場合は、別料金でステーキをおすすめしていました。)
やっぱり、温泉は山よりも海の方が食べ物は満足できますね(個人的に海の幸が大好きなので)。温泉の質そのものは、海の温泉より山の温泉の方が好きなのですが・・(あくまでも個人的な感想です。)
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南伊豆弓ヶ浜温泉「季一遊」朝食について
最後に、季一遊の朝食レポです。朝食は、夕食会場と同じ会場ですが席は自由です。
ビュッフェ方式で、和洋両方あるのがうれしいです。入り口で手袋を渡されますので、ビュッフェ台へ行くときは必ず手袋をはめて行きます。(ついつい忘れそうになります)
伊豆らしく、アジの干物もありました。(食べていないので味はわかりません。)
伊勢海老のお味噌汁です。お味噌汁は1杯ずつ保温してあるお鍋から注ぎます。とても海老の味が濃厚で美味しかったです。
マグロのたたきや新鮮な生シラスもあったので、夫は海鮮丼を作って食べていました。
厚焼き卵は出汁がほっとします。フルーツコーナーにあったパイナップルが何気に甘くて美味しくて!パイナップルだけお代わりしました。
写真に載せきれませんが、他にもサラダや洋食コーナーのソーセージやスープやスクランブルエッグ、パン、コーヒーやジュースのコーナーなど、一通り揃っていて満足です。
南伊豆弓ヶ浜温泉「季一遊」宿泊レビューまとめ
2020年12月に宿泊した、南伊豆 弓ヶ浜温泉「季一遊」の宿泊ブログをお届けしました。
ゆったりした作りのお部屋や、海を眺め潮騒を聴きながらの客室露天風呂、海鮮が充実したお食事、そしてスタッフの方は皆フレンドリーでとても快適な滞在を楽しむことができました。
今回はGoToトラベルキャンペーンを利用し、楽天トラベルで予約。本来なら二人で5万円代前半のところ、なんと33,000円ちょっとで泊まることが出来ました。
しかも8,000円の地域共通クーポン付きです。クーポンは、チェックアウトした日に、下田の義父を連れて下田市内の海鮮のお店で夕食代として使わせて頂きました。
GoToトラベルキャンペーンが一時中止になる直前のタイミングで泊まれてラッキーでした。
またキャンペーンが復活したら、なるべくソーシャルにならないような場所への旅行を再開したいと思います。
季一遊は、ソーシャルディスタンスも保たれていましたし、お食事も海の幸が豊で美味しかったので、おすすめです。
ぜひ伊豆方面へ行かれる方は泊まってみてくださいね。
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