ポイ活して貯まったポイントの使い道、どうしてますか?
つい、おこづかいにしたくて現金や電子マネーに交換したくなっちゃいませんか?
でも、ちょっと待って!
1マイルの本当の価値を知ったら、現金に交換するなんてもったいない、って思うはずです。
この記事では、どうしてポイントサイトで貯めたポイントを現金に交換したら損なのか?について考えてみたいと思います。
この記事を読むとわかること
- ポイ活して貯めたポイントのお得な使い道は?
- なぜポイントはマイルに交換するのがお得なのか?
- 1ポイント=1円だけど、1マイルはその10倍以上の価値になるって?
- ポイント→マイルに交換したらいくら分の航空券が予約できるのか?などなど!
※この記事・サイトではマイルはANAマイルへの交換を前提としてお話ししています。
貯めたポイントのお得な使い道は現金&電子マネーなのか
ポイ活の目的は人それぞれですよね。
- お小遣い稼ぎをしたい人
- マイルに交換して無料で飛行機に乗って旅行したい人 ect…
でもやっぱり、ポイントサイトで貯めたポイントの使い道として、一番気になるのは、現金や電子マネー・ギフト券に交換することじゃないでしょうか。
電子マネーやギフト券なら、全国のコンビニやカフェ、レストランなど今やあらゆるところで現金と同じように使うことができます。
このポイント、現金(や電子マネーやギフト券)に交換した場合、価値はいくらくらなのでしょうか?
陸マイラーの人たちが使っている人気のポイントサイト「モッピー」と「ハピタス」の場合で、見てみましょう。
モッピーポイントを現金に交換した場合の価値
まず現金です。
下図はモッピーのポイント交換ページから現金交換レートを一部抜粋したものです。
1ポイント=1円の価値で、様々な銀行の口座に交換できます。手数料がかかりますが、三井住友銀行やゆうちょ銀行は手数料低めです。
また、一手間ですが、「ドットマネー」を経由して現金に交換すれば、手数料はかからずに1P=1円で現金に交換可能です。
ギフト券や電子マネーはどうでしょうか?
こちらも、人気のアマゾンギフト券やPayPay、Tポイントなどへの交換が1P=1円相当で可能です。しかも、交換手数料が無料なところがほとんどなのもうれしいですね。
ハピタスポイントを現金に交換した場合の価値
次にハピタスを見てみましょう。
ハピタスで貯めたポイントは、手数料無料で銀行口座に現金で振り込み可能です。
レートは1ポイント=1円。300ポイントから100ポイント単位で交換できるのがいいですね。
しかも、地方銀行や信用金庫なども網羅しているので、地方にしか口座がない人でも現金への交換のハードルが低いのも便利です。
同様に、人気のnanaco、楽天edyなども1P=1円のレートで交換できる他、キャンペーンでそれ以上の好レートで交換できることもあります。超人気のアマギフは490p=500円分交換できます。
クオカードペイの300ポイント=360円と言うのは、破格なレートでうれしいですね!上限が1ヶ月に30,000ポイントまでですが、仮に3万ポイント交換したら36,000円分です。
電子マネーやギフト券への交換は、
- 自分の生活圏で使えるお店が多い電子マネー
- 交換レートが良い
ところを探すのがコツです。
このように、ポイントサイトで貯めたポイントは、現金(電子マネー・ギフト券)に交換すると、1ポイント=1円になることが多く、たまにキャンペーンなどでもっとお得に交換できる先があることが分かりますね。
♠Point♠
ポイントサイトのポイントを現金(電子マネー、ギフトカード)に交換するときのレートは1P=1円のところが多い
では、私が冒頭に「1マイルの本当の価値を知ったら、現金に交換するのは損だと思う」と書いた理由はなんなのでしょうか?
ポイントをマイルに交換すると70%になってもお得な理由
その答えを探るために、ポイントをマイルに交換するときのレートを見てみましょう。
ハピタスやモッピーでポイントをANAマイルに交換するには、「ニモカルート」「JQセゾンルート」などのポイント交換ルートを使います。
このように、間に「Gポイント」や「JRキューポ」「永久不滅ポイント」を挟んで、モッピーやハピタスポイントは70%になってしまいます。
つまり、10,000ポイント交換したら、ANAマイルになるのは7000マイルです。
この図を見ると一瞬、「え?これじゃ、10,000P=10,000円で交換できる現金の方が全然お得じゃん!」と思ってしまうかもしれません。
でも、そこがちょっと勘違いをしてしまうトリッキーな部分なんです。
- 現金:1ポイント=1円
- ANAマイル:1ポイント=0.7マイル
数字だけ見ると、マイルに交換するとなんだかポイントが目減りしてしまうように見えます。
だけどここで見落としていけないこと、それは、実はマイルの価値は1マイル=1円ではないのです。後述しますが、場合によっては1マイルが10円以上に化けることもあるのです。
これが、ポイントは現金ではなくマイルに交換するのが一番お得、ということの理由です。
これで納得!マイルに交換したポイントの価値を計算
では、もっとわかりやすく1マイルの価値を見るために、実際にマイルを使って特典航空券の予約をシミュレーションしてみますね。
国内線特典航空券の場合
沖縄の特典航空券を予約するとします。
こちらのANAの特典航空券必要マイルチャート(国内)で調べると、レギュラーシーズンで沖縄片道の特典航空券を予約するときに必要なマイル数は9000マイルであることがわかります。
一方で、特典航空券を予約しようと思う日と同日の同便を、お金を払って予約するとします。
出発時間帯にもよりますが、料金は以下のような感じです。
- フレックス=44,510円
- バリュー=17,910円
- スーパーバリュー=12,910円
つまり、有償なら12,910円〜44,510円を出して買う席を9000マイルで取れるということは、1マイルあたりに換算すると以下のようになりますね。
- フレックス:44,510円÷9000マイル=4.95円
- バリュー:17,910円÷9000マイル=1.99円
- スーパーバリュー:12,910円÷9000マイル=1.43円
どうでしょうか。1マイル=1円ではなく、1マイル=1.43円〜4.95円もの価値があるということになります。
国際線特典航空券の場合
次に、国際線を見ていきましょう。
いきなりですが、憧れのファーストクラスでシミュレーションしたいと思います。なぜなら、ポイントをマイルに交換するなら、エコノミークラスよりビジネスクラス、ファーストクラスの方が1マイルの価値が上がるからです。
せっかくポイントサイトで貯めたポイント。少しでも有意義にお得に使いたいですよね。
下の画面は、任意の日程で東京〜ホノルルのファーストクラスの料金を検索したものです。
往復で1人150万円以上!こんなお金、普通に生活していたら一般庶民の私には、到底買えるチケットではありません。
一方、このホノルル往復ファーストクラスの座席を特典航空券で取るときに必要なマイル数は、120,000マイル(レギュラーシーズン)。
つまり、1マイルの価値を換算すると、
- 1マイルの価値・・・150万円÷12万マイル=12.5円
です。さらに、もし仮にヨーロッパ線なら・・・パリ線はファーストクラスで往復300万円くらいします。特典航空券で予約する場合は 165,000マイル必要です。
つまり、1マイルの価値は、
- 300万円÷165,000マイル=18.19円
と、ハワイ便よりさらに1マイルの価値が上がるわけです。
すごい価値ですよね。
ちなみに、思い出して頂きたいのが、ハワイ便のファーストクラス分(12万マイル)に交換するのに必要なモッピー・ハピタスポイントは、約172,000ポイントと言うこと。
※17.2万ポイントをJQセゾンみずほルート70%レートでANAマイルにする
→120,400マイル
もしモッピーやハピタスで17万ポイントを現金にしてしまったら、たったの17万円の価値です。これで150万円の航空券は買えません。
これでポイントサイトで貯めたポイントは現金でなくてマイルに交換しないと損だ!と言う理由がわかりますよね。
♠Point♠
ポイントサイトのポイントをANAマイルに交換すると1マイル=10円以上の価値になる!(国際線の場合)
1マイルの価値のまとめ
ポイ活をはじめたら、ポイントサイトにザクザクとポイントが貯まっていくのにワクワクすると思います。
ある程度ポイントが貯まったら、何に交換しようか・・・楽しい悩みですよね。
もちろん、何か買いたいものがあったり、家計の足しにしたいなどの目的があれば、現金や電子マネー・ギフト券などに交換するのも全然アリだと思います。
だけどもし、「貯めたポイントで旅行に行きたい」とか「帰省の旅費の足しにしたい」なんて言う目的がある場合は、1ポイントの価値が現金に交換するより何倍も上がるANAマイルに交換してみてくださいね。
一般庶民には、一生ファーストクラスで海外旅行なんて無理だけれども、ポイ活をすればファーストクラスに乗るのも、全然夢ではなくなります。
ぜひまだポイ活をやったことがない、という人は、これを機会にポイ活を始めてみてはいかがでしょうか?
\ポイ活の始め方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね/